秋田県平和センター憲法学校
秋田県平和センターが7日、秋田市文化会館で、「2016年5月期憲法学校」を開いた。山口二郎・法政大学教授が「戦後憲法体制の瀬戸際に立って=文明対野蛮という対立軸=」と題して講演した。
主催者を代表してあいさつした山縣稔平和センター副代表は「秋田でも松浦(ダイゴ統一候補)を擁立し、市民がつくる新しい政権に向け協力して運動をすすめていく」「憲法と平和と民主主義を守る秋田県内の運動の大きなうねりを」と訴えた。
秋田県憲法センターと、あきた立憲ネットの代表が連帯あいさつ。
虻川高範憲法センター代表は、「市民が集会・デモをし、声を上げることが見慣れた光景になった。社会は変えられる、政治は変えられる、と実感できる1年だった。希望や展望を現実にするために、夏に向けて頑張っていきたい」とのべた。
あきた立憲ネットの事務局担当の佐藤修司・秋田大学教授は、「ようやく(統一候補が)成立した。市民団体が政党と対等な関係、パートナーとして新しい政治をつくっていく大きな実験でもある。息の長い取り組みをしていく」と話した。
山口さんの講演は、ポツダム宣言から北海道5区衆院補選まで縦横に語り、2016年政治決戦は「安倍流改憲に道を開くのか、立憲主義と民主主義を守るのか、これにつきる」と話した。