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Channel: あきた立憲ネット
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戦争法を廃止・安倍政権の暴走を許さない 3・19総がかり秋田県民集会

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 小雨の3.19集会、みなさん、お疲れ様でした。

 集会最後にあいさつした虻川高範です。

 原稿を用意していたのですが、うまく言えなかったので、ホントはこういうことを言いたかったんだということで、投稿します。

……3.19集会あいさつ……

戦争法が、雨の中、国会前の多くの反対の声の中、強行可決されてから、今日でちょうど半年、6ヶ月が経ちました。
私たちは、半年前の9月19日、ここに集まり、こう宣言しました。

戦争がはじまる前に戦争を止めよう
自衛隊員が戦地に赴くのを止めよう
その前に違憲の戦争法を廃案にしよう
そして戦争法を廃案にするために選挙に行こう
そういう訴えは、この戦争法が強行可決したこの日からが始まりだ、と。

戦争法が国会を通ったその日から、戦争法を廃案にしよう、民主主義を取り戻そう、憲法を取り戻そう、と歩き続けましょう、と。

それ以来、私たちは、毎月毎月、ここに集まり、また、毎日毎日、戦争法反対の署名を集め、チラシを配り、国会の答弁やアベさんの言動に怒り、全国の多くの人たちの活動に感動し、歩き続けてきました。

私たちは、あの日を、忘れたくても忘れない。
戦後70年平和を訴え続け、守り続けてきた人たちのために忘れない。
そして、これからの若者、子どもたちのために、忘れない、そう誓ったはずでした。

今日、3月19日で、戦争法が国会で通って半年になります。
まだ半年、と思うか。もう半年と思うか。

幸い、というか、不幸なことに、というか、アベさんは、憲法を変える、憲法9条を変える、という態度を隠そうともしなくなりました。
戦争法反対の声が根強いのに、いらだってか、あるいは、そんな声を上げる国民をみくびってか、憲法9条を変えたら、文句ないだろ、9条に違反しているという多くの憲法学者も、9条を変えたら文句は言えないだろ、と、そう言っているんです。

憲法学者への敬意も尊敬も、そして、憲法を変えるのも守るのも国民だ、という国民主権、国民が主人公だという憲法の原則を守ろうという考えもなく、ただ、首相は私だ、首相の私が決めるんだ、責任は首相の私がとるんだ、という傲慢な態度を示し続けています。
 それが決める政治だ、と言って。
国民に、安心して下さい、私が皆さんを守ります、と言って、戦争法を成立し、集団的自衛権を行使しようとし、憲法を無視しようとしています。
でも、私たちは、安心できないんです。
憲法を守らない、立憲主義を理解しない、アベさんに、安心できないんです。

戦争法強行可決から6ヶ月。この間、「野党は統一」は日増しに強まり、秋田でも実現できそうになっています。
しかし、野党が統一したから、直ちに、参院選に勝利できるほど、甘くはありません。

私たちは、あの9月19日の、憲法が怒号にまみれた、国会の惨状を忘れず、それを訴え続け、多くの国民の声を集め続てこそ、参院選の勝利と、憲法と立憲主義、そして民主主義の回復を実現できるのだというその決意を、今日、あらためて県民の皆さんとここに集まった皆さんと示したいと思います。

まもなく憲法記念日を迎えます。
その日まで、そして参院選、さらには、戦争法が強行された9月19日という日まで、戦争法廃止の道筋をつけましょう。
その日に向かって歩き続けましょう。
   

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